建築パースを描くには

建築パースを描くには、まずは線遠近法の線が描かれてる平面図に、床を描くところから始まります。
この線は、消失点に向かってすべての線が平行か垂直になるように描かれています。
線が描かれているので、その線を参照しながら描けば、誰でも容易に遠近感を出すことが出来ます。
床を描いたら、次に高さを描きます。
この段階では、まだ立方体で描いていき、建築物そのものを描く必要はありません。
立方体に遠近感があり、高さや縦横の寸法がおおよそあっているようになったら、その立方体の中に、建築物の形を描いていきます。
その後、細部も線に沿ってバランスを取りながら描いていけば、建築パースの下絵が出来上がります。
さらにその上に細部にわたる形を整えたり、絵の具や色鉛筆を使ったり、パソコンに取り込んでCG画面にしながら着色すれば、建築パースは出来上がり。
着色の時には、影が落ちている場所の色を濃くすることと、グラデーションがきれいに出るように気をつけながら描くと、より立体感が出た、質の高い建築パースが出来上がります。
上手に建築パースが描けるようになるのは難しいものですが、K式簡易パースなど、民間の会社が独自で開発した建築パースの手書き用参考書もあります。
K式簡易パースは、二点透視図法をとっているという、消失点が2点あるものなのですが、建築パースの描き方がマニュアルのようにわかりやすく手順が示されていますので、それに沿って描けば、慣れれば誰でも簡単に建築パースが描けるようになっています。
慣れた人なら、おおよそ5時間程度で、外観の建築パースを描き上げることが出来るようになるそうです。
仕事として建築パースを描くには、専門的なデザインの勉強が必要になると思いますが、趣味として建築パースを描いてみるのも、絵を描くことが好きな人なら面白いものになると思います。
慣れてくると、家の外観の建築パースだけでなく、インテリアや構造を描いた建築パースも可能になるかもしれません。
手描きの暖かみのある建築パースは、どんなにデジタル機能が発達しても、すたれることはないでしょう。

CGパースの強み

それまでは手描きでしか描けなかった建築パースが、パソコンソフトを使うことにより、多くの人が簡単に建築パースを描けるようになりました。
パソコンによる建築パースの長所としては、よりリアリティがある建築パースを描くことが出来るという点です。
建築物の着色にしても、質感にしても、背景との統合具合にしても、手描きの建築パースよりリアリティがあります。
リアリティがあるということは、それだけ見た人がイメージをしやすくなるというメリットがあります。
建築パースの果たす大きな役割の一つが、見た人のイメージを刺激するというものですから、このメリットは、非常に大きなものです。
また、パソコンによる建築パースは、CGを使っていますから、リアリティだけでなく、立体的に建築物を見ることが出来ます。
紙の2次元上で3次元的に建築物を見られるというのも、非常にイメージを喚起させられます。
さらに手描きの建築パースではできなかった、パソコンによる建築パースのメリットに、視点や背景、質感などを簡単に変えられ、すぐに見ることが出来るという点があります。
人の目の高さではなく、上の方から全体像を見渡してみたらどのように見えるのかとか、背景をより建築物の建てられている環境に合わせてみたりとか、建築物の質感を変えてみたらどのように印象が変わるのかという、建築主の思いつきのような“ちょっと見てみたい”という気持ちにも、パソコンによる建築パースなら対応することが出来ます。
それにより、より建築主が建てたいものにちかづけることができるようになります。
また、建築物を回転させることもできますから、背面がどうなっているのかを見ることもできます。
最近では、合成写真による建築パースも出てきています。

株式会社シェルパ
http://sherpa-cg.com/

CGパース

コンピューターを使った建築デザインはいまや設計、プレゼンにおいて欠かすことのできない技術となってきました。
CADなどを使った設計図から建築パースを製作し、住宅完成予想図としてDesignしたものを依頼主であるクライアントに提案することは もはや必須条件でしょうね。
3DCGやCGといった新技術も多数利用して、壁の質感なども自由に加工できるので、素材の打ち合わせまでも可能です。
また、外覧で以外に難航するのが植栽を行う場合です。

建築の仕事

これは依頼者の好みだけではなく、その植物がきちんと太陽光を当てて、育つことができるのかまで決める必要があります。
植物への日照時間も計算することもできる建築パースはすでに業界必須の業務と言えるでしょうね。